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台風による水害被害で思うこと

台風19号が先週末猛威を振るいました。

今回は15号とは違い雨量がものすごい想定外の量で河川の氾濫が各地に起きたのと、場所により排水がおっつかずオーバーフローしてしまった場所があったようです。

史上最大級の台風とのことで被害が大きくならないといいなと思っておりましたが、残念ながら各地に被害が出てしまいました。

近いところでいうと多摩川の一部氾濫や武蔵小杉の排水オーバーフローです。

個人的には川沿いや旧湿地帯は危険だとは常々思ってましたが、今回被害が実際に出てしまいましたね。

川沿いはマンションデベロッパーが《 リバーサイドビュー 》とかいうセールストークがあるくらい付加価値がついて川沿いであることがマンション価値の上昇要因となっていました。

眺望と日当たりの良さのメリットですね。

それはそれでもちろん魅力的なのですが・・・

地球温暖化などの影響によって台風の勢力は年々強くなっている傾向があるとも言われており、今後も毎年のように「過去最大級」のキャッチコピーがついた台風が日本を襲来する可能性が高いことを考えると、安全性に疑問がある立地はどうなのかですね。

荒川をはじめ他の河川も今回はかろうじて溢れませんでしたが映像で見るかがりかなりギリギリのところでした。

今回の台風被害により、住む場所は眺望や立地のブランド、設備のグレードなんかより「安全な立地」を重視すべきなのではないでしょうかと思ってしまいます。

また地震のことも併せて考えるといわゆる武蔵野台地とよばれる地盤の強固な昔から人が多く住んでいた安全な立地が一番だなと感じました。

不動産の住みたい町ランキングも変わっていくかもしれませんね。

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