賃貸物件のオーナーの悩みは色々あると思いますが、やはり今も昔も空き室を埋める！
これが最大の悩みの１つなのではと考えます。
弊社も自社保有物件がありますのでオーナー目線での思考も常にしてます。
物件が決まらない理由は多岐に渡り様々な要因がありますが、、、
私が考える物件が決まらない原因を２つほど。
１、家賃設定は適切か
なんだかんだいってまずは家賃の設定です。これが大幅に外れているといつまでたっても決まりません。逆に家賃設定が適切だとすぐに決まります。物件の質が悪くてもです。風呂無しアパートでも需要はあります。ボロボロでも割安なら借り手は付きますし、新築でも割高なら借り手は付きません。
２０年くらい前のまだバブルの名残、インフレの名残がほんのり残っていた時代なら古くなって設備や内装が老朽化していても新築時の家賃を保っていたりしていましたが。今は違います。
残念ながら、今の時代はデフレ経済です。物価は時の経過とともにじんわりと下がっていってます。また以前と比して物件供給が多くなり需給バランスが以前とは全く違います。
一般的に不動産の賃料は比較的下がりにくいですが、よほどのピン立地や特殊な物件を除いては上記要因により、年数とともに波打ちながらゆるやかに下落していくのが自然です。
不自然に空室が決まらないとすれば、もしかしたら賃料の見直しの時期に差し掛かっているかもしれません。
２、リフォームの仕方
リフォーム（修繕）ですね。
上記の家賃設定が適切で決まらないのであればリフォームのやり方に目を向けてみるといいかもしれません。
何となくハウスクリーニングをして募集しても決まりは悪いかもしれません。
とにかく賃貸物件（特にワンルーム）は供給過多です。
入居者目線で良質な物件に仕上げて住みたくなるお部屋にご提案していかないといけません。
築年数が古い物件は古い事実は変えられませんので古い物件ならではの適したリフォームや方法があります。
リフォーム済みなはずなのに、ボロボロなエアコンに薄汚れたクロス、有機物がこびり付いた水周り、異臭が漂う室内・・・
大げさではなく意外と多いんですね、こういうお部屋。
決まるわけがありません。
リフォームを丸任せにしてご自分でリフォームの確認していないオーナーさん。
そういう方は物件が決まらないなと思ったら一度ご自分の物件を実際に見に行ってみてください。
じゃあどうすればいいかというと、そんな難しいことはなくて、内覧に来た入居者さんがここに住みたいと思ってくれるような物件にすればいいのです。
もちろんある程度リフォーム費用はかかりますが、賃貸経営をしている以上必要経費ということで。
理想のリフォームはフルリノベーションですが、流石にそこまでは出来ないと思われますので優先順位をつけてご予算内でうまくリフォームが出来るといいですね。
具体的なお話はまたおいおい書いていこうと思います。
ほかにもありますが今回は家賃設定とリフォーム修繕についてさわりを書きました。
次回は不動産業者の選定についてでも書こうかなと考えてます。